Plant 6 of Spelt with Camera

Plant:植物

植物は大古よりこの地上に存在し、二酸化炭素を体内に取り入れ酸素を作り出す活動を続けている。 動物はその酸素で生活し、二酸化炭素を出す。
植物は一般に自身で必要な栄養物を製造するのに対し、動物は自身の栄養物を作り出す事が出来ず、究極的には植物に依存している。
しかも、植物は誰に頼ることもなく、自分自身で無限連鎖とも言える組織を作り出すことが出来る。



セイタカアワダチソウは私が学生の頃北米から入ってきた帰化植物である。
経済成長とともに日本の河原や空き地を席巻していた彼等だが、
近年見る影もなく衰退している。

当時はススキが全滅させられるとか、
花粉が花粉症や喘息の原因にもなると言うことで、
かなり話題になって駆除されたが、
それ以上に繁殖力が強く、
瞬く間に国内(特に西日本と関東まで)の河原と空き地が占領されてしまった。

調べてみるとアレロパシーという作用を持っていて、
他の競合する植物の成長を抑制し、
自分たちだけが勢いを伸ばすような能力を持っているという。

そのために一瞬で河原のススキたちが絶滅させられた訳である。
実はそれから40年後の現在ではどうなったかと言うと、
セイタカアワダチソウの方が衰退した。
それは自分たち以外の植物がいなくなって滅ぼす相手がいなくなり、
自身のアレロパシーで死んでいったのだ。

一時はススキが居場所を無くしていたが、
最近ではきちんと盛り返し、
彼等と一部では共存している。
あれだけ大きかったセイタカアワダチソウも最近では、
1m程度。

私は研究者ではないので確たる事はわからないが、
現在のセイタカアワダチソウはアレロパシーの能力をほとんど持っていないか、
持っていても変異してしまったと思われる。

我が国に帰化すると国情にあわせて譲り合い、
助け合って共生の術を身につけるのかも知れない。
そう考える方が楽しい。



古来、樹には神が宿るとされ、
特にその集落でもっとも大きな樹が神木として祀られてきた。
福津のこの樹の由来はまだ調べていないので想像の域を出ないが、
おそらく大切に見守られてきたに違いない。

2本の樹は親子ではないだろうか。
左側の幹の方が大きく古いように見えるので親だろう。
ツタや宿り木などまとって生命力を奪われているが、
むしろ大きな包容力を見せて立っているようで逞しい。

誰もみな 共に育てと 秋の空誰もみな 共に育てと 秋の空

セイタカアワダチソウ

密源としてのセイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウはミツバチにとって重要な密源である。
それは自然の秋の里山に咲く虫媒花が少なく、彼等が提供する密が冬を越す貴重な食料となるからだ。彼等が虫媒花であることはすなはち、花粉を飛ばさないと言うことで、喘息や花粉症の犯人ではあり得ないと言う証明なのであるが、現在に至ってもその俗説は広く信じられている。
ただし、養蜂家によれば彼等の密はおいしくないと言う。
今日は天気も良く、西洋ミツバチが自分たちの越冬のために密をせっせと集めていた。


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Plant 6:植物

植物 秋

ADSC_0136.jpg共生
セイタカアワダチソウは私が学生の頃北米から入ってきた帰化植物である。
経済成長とともに日本の河原や空き地を席巻していた彼等だが、
近年見る影もなく衰退している。

Plant 5:植物

植物 5月

Spelt3.jpgしたたかな
春は山野に一斉に生き物が溢れる。
可憐なイメージとは裏腹に、これまで抑制されていた圧力を一気に吹き飛ばす勢いである。
これも、命の持つ一面の真理か。

Plant 4:植物

植物 5月

20090510Nikon115.jpg小さな春
連休中、好々爺の振りをして孫たちを近所の公園へ連れて行った。 ひとりは広場に出ると子犬のように走り回り、どこからエネルギーが湧いてくるのか止まる事がなかった。

Plant 3:植物

植物 春

雲仙仁田峠.jpg春の色
日本は国土の大半を植物に覆われている。
かといって熱帯のジャングルのような凶暴な緑ではない。

Plant 2:植物

植物 晩秋

DSC_0064.JPG晩秋の色
京都の秋は美しい。
時間をかけて精緻に配された植栽が、四季折々の彩りを見せる。真正極楽寺真如堂。
広大な境内には本堂(重要文化財)、三重塔、大師堂、薬師堂、塔頭寺院が立ち並び、大寺院の風格が漂う。
紅葉の名所として知られる天台宗の寺である。
戒算上人が比叡山常行堂にあった阿弥陀如来像を本尊にして開いた。

Plant 1:植物

植物 秋

DSC_0013.JPG
福岡と佐賀を分ける山塊が背振である。
東西に広がる山脈は冬にはよく雪が積もり、チェーン無しでは峠を越える事が出来ないほどである。
近隣にはスキー場も2つあり、南国九州という呼び名にそぐわない。
秋の夕暮れ、高原のネコジャラシは一瞬炎のように輝き出す。