
高千穂 / 宮崎
高千穂にはおよそ30年前に訪れて以来である。
当時3歳だった長女は、今年4歳と1歳半の2児の母になっている。
途中、車酔いで休んだ山中では栗の実を拾った。
彼女は私たちと一緒に、旅行者向け夜神楽を恐がりもせず、しかも興味深く見守ったのだった。
遠い昔のようでもあり、つい昨日のようでもある。
高千穂は神話の里。国造りの物語が今でも生きている。
世界の始まりに高天原があった。そこに7組12柱の神々が生まれ、その後、伊邪那岐(イザナギ)伊邪那美(イザナミ)の2神が生まれ、2人は地上世界を創るよう命じられた。そして創られた島々が大八島、つまり現在の日本である、と言う。
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天岩戸神社は天岩屋の対岸にある。
間を岩戸川が流れていて、そこから徒歩で14、5分の上流に天安河原宮はあった。
天安河原は、天照大神を岩屋からどのようにして引っ張り出すか、八百萬神々が集い会議した場所である。
それに因んで祀神は八百萬神々。石を積んで願い事をするとどんな願い事でも叶うとされている。
無数に積まれたケルン状の積み石は、まるで賽の河原を思わせ、現世の欲望の多さ、苦悩の深さを語っているようだ。
とは言え、石さえあれば私も積みたい衝動に駆られ探してみたが、あたりには適当な小石はない。
新しい積み石もあるが、これらは他人の積み石を拝借して積み上げたのだろうか。
いや。
既に望みが叶い、役目を果たした積み石から再利用されていく仕組みになっているのだ、と思うことにした。
だとすれば、早く崩れ他人に拾って貰える積み方をすれば、より早く願いが叶うと言うことになる。
高千穂町 / 宮崎県
高千穂町は宮崎県最北部に属しているが、北は大分県、西は熊本県に接する九州のほぼ中央に位置した山村である。町の中心産業は林業であるが、標高は約300メートル以上で夏・冬の気温差が大きく、四季の変化に富み、神話の里として観光収入も大きな財源となっている。
以前は延岡市から五ヶ瀬川沿いに高千穂鉄道が通っていたが、2005年の台風による被害が大きく、運行休止され、幾度か再開の計画も挙がったが2009年現在開通していない。
交通手段は車しか無く、熊本経由か延岡経由となる。
人口:14,338人(2009。07.01現在)
面積:237.32km²
上水道:湧水を利用。水源は第1水源(玉垂の滝)、第2水源(湧清水)の2ヶ所
町の鳥:ホオジロ(これは福岡と同じである)








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