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昨年の暮れ、入会している写真俳句の会でweb句会が催された。
入賞をねらって、乾坤一擲!
大好きだったこの写真に添えて 「ここに生く ただ端然と 去年今年」 の句で参加した。
犬鳴川で生きるカワセミの生き方と、その背景に感情移入していた。
評価は、数名の選者とメンバー全員による投票である。
全員が数票持って投票できるのだが、自分には投票しない事を申し合わせしてあった。
発表の日、何票入っているか楽しみにしていたが、見事 ゼロ票だった。
以来、俳句(?)は浮かばなくなってしまった。
同時期に別の心配事もあって、俳句どころでは無い状況でもあったが、俳句が浮かばなくなった原因はゼロ票にあった。
主宰している森村誠一氏は、私のような落伍者が出る事を読んで句会開催には賛成ではなかったようだった。
すっかり読み切られた私としては、二重に傷ついてしまった。
唯一の救いは、自分に投票しなかった事である。
あれから半年。
私としては、やはり 「ここに生く ただ端然と 去年今年」 なのである。
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ムクドリ 福岡県福岡市東区香椎浜
ここは僅か30年前、海だった。
私が生まれたのは現在の中央区大名付近。古来より博多の街は内陸と海の双方向へ向けて発展を続けている。
ここ数年の大きな変化は、人工島の照葉が出来た事。
野鳥ファンの反対を後目に、和白干潟の沖合を大規模に埋め立てできあがった夢の街。
私の住んでいるここは、その20年前に埋め立てた場所なのである。
人工島の建設には、今住んでいる土地の後ろめたさもあって表立った反対はしていない。
しかし、人工島が出来る前は、干潟の沖合に春霞と見まごうばかりのガンカモ類の群舞を見ていたものだ。
あれほどの群れは、今どこに行ったのだろうか。
昨年まで鳥インフルエンザが脅威だったが、今度は豚だと言う。
今も、ベランダから見下ろすとムクドリが数羽やって来ている。
人工島が出来る前は、秋から冬にかけて大群で移動していたのだが、
どうやら留鳥になってしまったようである。








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