Nature 3 of Spelt with Camera

Nature:自然

自然はその姿を、見る人の生きてきた背景に応じて写し出してくれる。
と言うより、人は自然に対し、自分の選択してきた人生のあり方を投射したがるものだと言えるのではないか。
言い換えれば、人は自分の見たいものしか見えない。 のではないか。

草千里 / 熊本・阿蘇

永遠に 流れ続ける 冬景色永遠に 流れ続ける 冬景色

阿蘇の草千里

阿蘇は湧き水が豊富で外輪山内部は平坦な地形が続いているため、農業生産に適しており、古くから人が住み、集落を形成していた。
7世紀の中国の歴史書『隋書』にも「阿蘇山」の名が出てくるようで、火を噴き上げる山として知られていたと思われる。
太平洋気候に属するが、山は夏涼しく、冬は厳寒となる。例年、冬の訪れが早く11月初頭から中旬頃に初雪を観測することが多く、12月に入ると本格的な冬を迎える。
草千里は現在も噴火を続けている中岳に続く道路沿いに広がる草原で草千里ヶ浜とも呼ばれ、阿蘇五岳の内烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡である。
千里ヶ浜は浅い二重の火口で直径およそ1Km。
内側の火口は草千里の東側凹地で、南北に500m、東西に250mの楕円形をしている。
中央の小高い丘は、「駒立」といい、内側火口の縁の一部とされている。

地形は30数万年~9万年前に形成されて以来ほとんど変わっていないのであるが、一瞬として同じ風景は現れない。
光の具合、雲の形、風の向き、気温など、千変万化してとどまらないのである。

福岡/犬鳴の里

福岡県福岡市の東部、犬鳴峠を越えるとダムがあり、そこから少し下ると小さな集落がある。
温泉も湧いており時期によっては多少賑わっている。
冬には犬鳴川の川面との温度差で霧が発生し、雲海の底に沈む事もあるのだが、
今日は、年に数回の雪に見舞われすっかり雪化粧をしている。

九州でもここ北部九州では、山間部の気候はくっきりとした季節差があり、特に冬は寒い。
福岡との間はJRのバスが繋いでいるが、冬季にはしばしば閉ざされると聞く。

ウンウンと 雪の峠を 越えてゆくウンウンと 雪の峠を 越えてゆく

博多の東、筑豊との境に、犬鳴峠はある。標高500~600mであるが、勾配がきつく、山は深い。冬季には雪に閉ざされることもしばしばだ。
折しも、JR九州の路線バスRED・Liner(通称赤バス)がローギアーで峠越えをしていた。
北部九州のMajor・Linerは西鉄バス。辺境部を走る彼ら赤バスの乗客は、いつも少人数の老人と子供である。

バス停の すきま風にも 雪まじりバス停の すきま風にも 雪まじり

犬鳴の里を巡る路線バスは、JR九州の赤バス。1日に数本、博多との間で連絡がある。
雪が降り、風も強い日だったが、バス停には孫と思しき子供連れの老人がバスを待っていた。
この場の雰囲気には似合わない、派手な服装だったが、タクシーではなくバスに乗って行った。
どのような人生模様が描かれているのだろうか。

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Nature5:自然 真冬

真冬の風景

aDSC_0041.JPG真冬の風景
福岡は九州の中でも日本海側気候の影響を強く受けている。冬は北西の季節風が吹くため体感温度は低い。曇りの日が多く日照時間も少ない。
俗に言う裏日本気候そのものである。

Nature4:自然 春

春の風景

さくら.jpgの風景
平安時代以降、日本ではさくらが花の代名詞である。
固有種・交配種を含め600種以上の品種が自生していると言われ、明治期以降は江戸期に開発されたソメイヨシノがその代表格となっている。

Nature3:自然 真冬

真冬の風景

2DSC_0020.jpg真冬の風景
草千里は現在も噴火を続けている中岳に続く道路沿いに広がる草原で草千里ヶ浜とも呼ばれ、阿蘇五岳の内烏帽子岳の側火山として活動した千里ヶ浜火山の火口跡である。
千里ヶ浜は浅い二重の火口で直径およそ1Km。
内側の火口は草千里の東側凹地で、南北に500m、東西に250mの楕円形をしている。
中央の小高い丘は、「駒立」といい、内側火口の縁の一部とされている。

Nature2:自然 秋

秋の風景

SH-Afternoon.jpg秋の風景
北海道千歳市支笏湖温泉、日本最北の不凍湖として知られるこの湖は田沢湖に次いで2番目の水深、屈斜路湖に次いで2番目の面積のカルデラ湖である。
秋には付近一帯ブナ、カエデなど紅葉する樹木に恵まれ非常に美しい。

Nature1:自然 晩夏

晩夏

aDSC_0062.jpg晩夏の風景
犬鳴川は、福岡県の大河遠賀川水系の九つある支流の一つで、全長20Kmほどの小さな川である。
15年ほど前、犬鳴川の源流にダムが造られ、もともと水量も多くなかった川であったが、以後一層水嵩が減ってしまった。
それでも、川の中流域には温泉が湧き、博多の奥座敷と言う触れ込みで、旅館が数件営まれている。
小さなその川は、人々の生活を支え、同時に、流域に生息する様々な生き物の、命をも育んで流れている。